院長コラムで院長を知ろう！矯正歯科専門医　河合悟が思うこと。

　中央区浄水通りに”スタイルF”と言う美容院を作ってしまいました。僕がオーナーとなりお店のコンセプトを考え、それに沿って自ら設計、デザインし、こだわりにこだわってプロデュースしました。
　歯医者がどうして美容室？と思われるでしょうから、その経緯をお話ししましょう。私は以前から、もっと事業を拡大し人を喜ばせる仕事をしたいと思っていました。よくあるように歯科医院の分院を作って代診の先生に患者さんを診てもらうと事を勧める人もいましたが、自分自身が実際に治療することにこだわりがある私には自分の診療室に治療にきて下さる患者さんを自分の知らないところで代診の先生が治療するなんてとても我慢ができる物ではありませんでした。ですから、何か事業をするなら医療と関係ないサービス業が良いなと思っていましたが、自分でできることは矯正歯科しかありませんから、現場で仕事をしてくれる優秀なスタッフがいないことには始まらないといつも考えていました。そんな時、以前から僕の髪を切ってもらっていた美容師福岡さん（実は私のクリニックの衛生士の高校時代の友人）が独立したがっているという話を聞き、一緒に美容室をやってみようと思ったわけです。福岡さんを私が気に入っていたのは、なんと言ってもその仕事の速さです。いつも仕事が終わった後に美容院に行っていた私は、初めて福岡さんにパーマをかけてもらった時、以前に比べてその時間の短さに感激しその後ずっと福岡さん所に通うようになったのです。それと私が矯正歯科にこだわりを持っているように福岡さんも美容師としての仕事にこだわりを持っており、それが一緒に仕事をしようと思う大きな要因でした。
　そうして作った美容院のコンセプトは、あなただけの美容室を目指すというものです。具体的には、スタイリスト（カットしたり、スタイルを決める美容師）は、一人だけで、お店に来ていただいたお客様は、全て店長である福岡さんが責任を持って担当する。アシスタントが店長の指示の元でそれぞれの作業（シャンプーとかカラーとか）を行うと言うシステムにしました。つまりは、私の診療室と同じように全てのお客様のことを責任者が把握し、責任を持っていると言うことです。
　美容室の設計、デザインでは、落ち着きくつろげる空間を目指しました。施術スペースとロビースペースを分離し、施術前後にゆったりと過ごせる空間を用意し、おいしいお菓子とお茶を準備しております。ただ髪を切りに行くのではなく、心安らぐ癒しの場所をスタイルFは目指しています。
　歯科医が作ったこだわりの美容室”スタイルF”に一度来てみませんか？