オールドメディアとSNS院長コラム
2024/12/01 社会問題
SNSの社会への影響にいて先月のコラム「SNSによる洗脳」で書きましたが、アメリカ大統領戦況でトランプ元大統領が当選したことや兵庫知事選挙で齋藤前知事が当選したことの要因がSNSにあると言われていますから、今月もSNSについて書く事にしました。
どちらも選挙もオールドメディアと言われるテレビや新聞等のマスコミ報道では、接戦と言われていました、蓋を開けるとトランプ氏、斎藤氏圧勝、佳奈家には開票速報開始と同時に当確としたテレビ局もあったくらいです。
私自身もオールドメディアの情報を頼りにしていましたから、この二つの選挙結果には驚きました。それと同時に何が真実なのか?どこの、どの情報を信じれば良いのか?全く分からない、情報の餞別と判断が本当に難しい時代が到来したものだと困惑し、恐ろしくもなりました。
テレビの報道番組を見ていて一番驚いたのは、兵庫県知事選挙の後の街角のインタビューです。多くの兵庫県民がテレビや新聞つまりオールドメディアの情報は嘘ばかりで、YouTubeやXの投稿で真実を知ったを語っていたことです。インタビューを受けているい方は若者ばかりでなく私と同じかそれ以上の60代、70代の方々でした。齋藤前知事について、自分でスマホで調べてSNSでハラスメント問題やおねだり問題は嘘であり、齋藤前知事に何ら悪いことはないという情報見つけて、自分で調べてから間違いないと言われていました。
私の感覚では、SNSの情報は証拠がない噂話、井戸端会議程度のこと思っていましたからこのインタビューに驚かされたわけです。確かにオールドメディアはスポンサーや政府、政治的組織等の大きな組織、資金の豊富な企業、団体の影響を受けやすいですから、その情報を鵜呑みにするのは危険だとは思います。しかし、オールドメディアには多くの人、人材つまりマンパワーがありますから、情報を検証するすることが可能です。しかし、SNSの情報は検証が行われていない情報がほとんどです。先程の兵庫県知事選挙を例に取ってみても、前知事本人やハラスメント等を告発した県職員から直接事情を聴取したり、何かの証拠を提示したりしている情報はほとんどありません。ここにオールドメディアとSNSとの情報の質的な違いがある気がします。
確かにアメリカではテレビ局や新聞社が共和党支持、民主党支持と別れており、それぞれ都合の良い情報ばかりを流していますから、信頼性が低いのは国民も承知の上でしょう。しかし、日本ではそこまでのオールドメディアの偏向はありませんし、逆に選挙期間になると公平の名の下に報道される情報も大きく制限されているように感じます。
オールドメディアの情報が信じられないという経験は私自身にもあります。私は車好きで高校生の頃から外車の記事が多き雑誌を毎月愛読していました。当時まだ外車は高根の花※で直接見る事も乗ることもできない憧れの存在でしたから、雑誌の情報が全てで雑誌に書いて有る「外車は凄い性能で、素晴らしい」を信じ切っていました。ところが私が社会人になった頃には日本が豊になって徐々に外車が身近な物になり、私も憧れていた外車に乗っている人と知り合いになり、実際に憧れの外車に触れ、運転する機会に恵まれました。ヤッターと言う気持ちでドライブしましたが、その期待は大きく裏切られたのです。鋭いエンジンの吹き上がり、堅牢なボディーのハズが、当時私が乗っていたトヨタのエンジンよりも鈍重、ボディーはやわやわで良いのは音だけでした。その後も雑誌で褒め称えられる外車に触れる機会幾度もありましたが、雑誌の評価を超える経験をする事はありませんでした。冷静に考えればその雑誌ページの半分以上は外車メーカーやディーラーの広告でしたから、外車を褒めることはあっても欠点を書かないのは当たり前、これがオールドメディアの弱点の最たる物でしょう。それに気づくと当然なからそんな記事を読むのも空しくなり、いつの間にか雑誌の購読も止めてしまいました。その後いつの間にか、実際に個人が乗っている車を紹介するSNSをよく見るようになり、実際に車を購入する時には、実際に車を見に行く前にSNSの情報を参考にする様になりました。
こんな経験から車や家電品などの物、あるいはお店や旅行等個人が実際に手にしたり、経験したりできる物に関する情報は、オールドメディアよりもSNSの方が信頼性が高いと私は思っています。しかし、政治や社会情勢となると個人で実際の情報源に直接アクセスすることは難しいですし、その根拠、裏撮りも個人ではほぼ不可能だと思いますから、信頼性に疑問を持っています。
SNSが社会に登場してからまだまだ日が浅いですから、私達がSNSの情報の取り方に不慣れでSNSに振り回されてしまったのが、番狂わせと言われる今回の大統領選挙、兵庫県知事選挙の結果なのかも知れません。これを教訓にオールドメディアの情報、SNSの情報どちらにも惑わされることなく、双方の情報を吟味して、正しい判断を下せるように今後も努力が必要だと思います。
どちらも選挙もオールドメディアと言われるテレビや新聞等のマスコミ報道では、接戦と言われていました、蓋を開けるとトランプ氏、斎藤氏圧勝、佳奈家には開票速報開始と同時に当確としたテレビ局もあったくらいです。
私自身もオールドメディアの情報を頼りにしていましたから、この二つの選挙結果には驚きました。それと同時に何が真実なのか?どこの、どの情報を信じれば良いのか?全く分からない、情報の餞別と判断が本当に難しい時代が到来したものだと困惑し、恐ろしくもなりました。
テレビの報道番組を見ていて一番驚いたのは、兵庫県知事選挙の後の街角のインタビューです。多くの兵庫県民がテレビや新聞つまりオールドメディアの情報は嘘ばかりで、YouTubeやXの投稿で真実を知ったを語っていたことです。インタビューを受けているい方は若者ばかりでなく私と同じかそれ以上の60代、70代の方々でした。齋藤前知事について、自分でスマホで調べてSNSでハラスメント問題やおねだり問題は嘘であり、齋藤前知事に何ら悪いことはないという情報見つけて、自分で調べてから間違いないと言われていました。
私の感覚では、SNSの情報は証拠がない噂話、井戸端会議程度のこと思っていましたからこのインタビューに驚かされたわけです。確かにオールドメディアはスポンサーや政府、政治的組織等の大きな組織、資金の豊富な企業、団体の影響を受けやすいですから、その情報を鵜呑みにするのは危険だとは思います。しかし、オールドメディアには多くの人、人材つまりマンパワーがありますから、情報を検証するすることが可能です。しかし、SNSの情報は検証が行われていない情報がほとんどです。先程の兵庫県知事選挙を例に取ってみても、前知事本人やハラスメント等を告発した県職員から直接事情を聴取したり、何かの証拠を提示したりしている情報はほとんどありません。ここにオールドメディアとSNSとの情報の質的な違いがある気がします。
確かにアメリカではテレビ局や新聞社が共和党支持、民主党支持と別れており、それぞれ都合の良い情報ばかりを流していますから、信頼性が低いのは国民も承知の上でしょう。しかし、日本ではそこまでのオールドメディアの偏向はありませんし、逆に選挙期間になると公平の名の下に報道される情報も大きく制限されているように感じます。
オールドメディアの情報が信じられないという経験は私自身にもあります。私は車好きで高校生の頃から外車の記事が多き雑誌を毎月愛読していました。当時まだ外車は高根の花※で直接見る事も乗ることもできない憧れの存在でしたから、雑誌の情報が全てで雑誌に書いて有る「外車は凄い性能で、素晴らしい」を信じ切っていました。ところが私が社会人になった頃には日本が豊になって徐々に外車が身近な物になり、私も憧れていた外車に乗っている人と知り合いになり、実際に憧れの外車に触れ、運転する機会に恵まれました。ヤッターと言う気持ちでドライブしましたが、その期待は大きく裏切られたのです。鋭いエンジンの吹き上がり、堅牢なボディーのハズが、当時私が乗っていたトヨタのエンジンよりも鈍重、ボディーはやわやわで良いのは音だけでした。その後も雑誌で褒め称えられる外車に触れる機会幾度もありましたが、雑誌の評価を超える経験をする事はありませんでした。冷静に考えればその雑誌ページの半分以上は外車メーカーやディーラーの広告でしたから、外車を褒めることはあっても欠点を書かないのは当たり前、これがオールドメディアの弱点の最たる物でしょう。それに気づくと当然なからそんな記事を読むのも空しくなり、いつの間にか雑誌の購読も止めてしまいました。その後いつの間にか、実際に個人が乗っている車を紹介するSNSをよく見るようになり、実際に車を購入する時には、実際に車を見に行く前にSNSの情報を参考にする様になりました。
こんな経験から車や家電品などの物、あるいはお店や旅行等個人が実際に手にしたり、経験したりできる物に関する情報は、オールドメディアよりもSNSの方が信頼性が高いと私は思っています。しかし、政治や社会情勢となると個人で実際の情報源に直接アクセスすることは難しいですし、その根拠、裏撮りも個人ではほぼ不可能だと思いますから、信頼性に疑問を持っています。
SNSが社会に登場してからまだまだ日が浅いですから、私達がSNSの情報の取り方に不慣れでSNSに振り回されてしまったのが、番狂わせと言われる今回の大統領選挙、兵庫県知事選挙の結果なのかも知れません。これを教訓にオールドメディアの情報、SNSの情報どちらにも惑わされることなく、双方の情報を吟味して、正しい判断を下せるように今後も努力が必要だと思います。