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院長コラムで樋口矯正歯科クリニックの院長を知ろう!河合悟が思うこと。

言い訳ばかりのリーダー達院長コラム

2018/06/01 社会問題

最近のニュースで目立つのは、リーダーの不甲斐なさです。安倍首相を筆頭に麻生財務大臣、財務省の福田淳一前事務次官そして日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督と次々と指導者、リーダーが社会全体から不信感の目で見られる事件を起こしています。本来なら、尊敬されるべきリーダーが言い訳ばかりで信用がた落ち。日本の国や社会を導き、リードしてしていく立場の人達に何が起こっているのでしょうか?

 このリーダー達の失態に共通するのは、発端のなった事柄も問題ですが、それ以上にその後の対応が信用を大きく失墜させる要因となっていることです。

 安倍首相の森友学園、加計学園問題の問題では、安倍昭恵夫人が森友学園の小学校の名誉校長であり、加計学園の加計孝太郎理事長が安倍首相の親友である事から、小学校、大学の開設に当たり何らかの配慮、優遇をしたのではと疑われた事に対して、全く関係ない、全く知らないと真っ向から否定しました。しかし、普通に考えて、妻や親友の関係することなら、できる事は手伝ってやろうと思うのが当たり前。法律の許す範囲で協力しても、何の不都合もないはずです。ですから、本当に法に触れるようなやましいことがないならば、自身や家族、友人がしたことを最初から明らかにした上で、国民に疑念を抱かせたことについて謝罪すれば、こんなに事件は長引くことはなかったでしょう。

  福田前事務次官のセクハラ問題でも、週刊誌報道で事件が発覚した当初、自分から期初の携帯電話に電話をして誘っておきながら、記者と食事をした記憶も無いと真っ向から白を切ったことが大嘘つきとの烙印をされた事の大きな原因です。セクハラも大問題ですが、ある意味個人と個人の問題ですが、テレビカメラの前で嘘を言うの事は、社会に対する裏切りです。

 麻生財務大臣に至っては、もう言いたい放題、森友学園への小学校用地売却交渉決裁文書改ざん問題で、佐川宣寿・前国税庁長官やセクハラ問題の福田財務次官の任命責任を問われても、問題ないと言い放っていました。任命責任を取って大臣を辞任するかしないとかではなく、そんな人物を不覚にも任命してしまった責任と痛感するとなぜ言えないのか?ある意味不思議なくらいです。

 そして日大の内田前監督、自分が言ったことと発言は認めながらも、選手の発言の解釈の仕方が間違ったために危険なタックルが行われたと、選手に責任を負わせています。試合直後の記者のインタビューでは、自分が危険なタックルをさせたと、ある意味自慢げに語っていたにも関わらず、事件が大きく報道され、いざ記者会見となると逃げの一手。還暦過ぎの白髪の爺さんが、二十歳そこそこの学生に責任をなすりつけようとする姿は醜いものでした。

  どれもこれも一般の人から見ればリーダーの言い逃れにしか見えないのですが、本人達は何を考え、何を思って発言しているのでしょうか?この根底にあるのは、リーダーの過剰な自信、過信です。これぐらいの事は大した事じゃない、俺に逆らえるはずがない、俺の言う事に逆らえるはず無いとの思い込みです。リーダーですから年齢もそれなりで、組織の中の権力者ですから、逆らう者や意見を言う者もいない状態でしょうから、人の意見に積極的に耳を傾け様とする謙虚な人柄で無い限りは、何でも出来ると自分の力量を見誤ってしまっているのです。

 組織の中で頭角を現す一番の早道は上司にかわいがられることでしょうから、上司意向を忖度し行動することが重要です。いつも上司の方ばかり向いてい仕事しているので私はそういう人を「ヒラメ人間」と呼んでいますが、大きな組織なるほど「ヒラメ人間」が出世の早道です。しかし、この「ヒラメ人間」は若い頃から上司の意見ばかり聞いてきましたから、リーダーになった時には部下は何でも自分の言うことを聞くのが当たり前という意識に自然となってしまいます。そして、それが過信となってしまいます。

 生まれたときから恵まれていた安倍首相や麻生財務大臣が「ヒラメ人間」だったとは思えませんが、政治の世界に入った頃は二人とも新人議員でベテラン議員の顔色を窺う「ヒラメ人間」だったのかも知れません。

 社会が成熟して、政治も行政も一般の民間企業も長く続けば続くほど、「ヒラメ人間」が組織を牛耳るようになって行きます。「ヒラメ人間」は上司の意見に従うことばかりして自分自身で考えることに慣れていないので、リーダーとなった時には前例主義になりがちで、自身で判断して新しい事へのチャレンジをする事が不得意です。その上、新しい事業が失敗したときには、自分の判断が間違っていたのではなく、自分の混もう様な成果を出せなかった部下が悪いと、責任を部下に押しつけます。その結果、新しいチャレンジは行われなくなり、やる気のある若者は萎縮し、結果として企業や社会は停滞していきます。これが成熟した社会のに漂う閉塞感の原因だと思います。

 リーダーは自身の力量を客観的見ることができることが重要です。自身を過大評価することなく謙虚に部下の意見に耳を傾けた上で、自分自身の経験知識を本に判断し行動する。そして自身の決断に従い行った部下や組織の行為についての責任を取るのが真のリーダーと言えるでしょう。

 国のトップを始とする社会のリーダー達が真のリーダーとしての素養が欠如しているのは大いに心配ですが、世論調査の結果を見ても国民の多くは大きな変化を望んではいないようです。これもまた、成熟社会がもたらす安心感?いや危機感の欠如なのでしょうか。しかし、安心は禁物です。人口減少でただでさえ衰退して行こうとしている日本社会ですから、あっと言う間に「茹でがカエル」をなってしまします。

 「真のリーダーの出現」を待とうと言いたいところですが、その前に私たち一人一人が「ヒラメ人間」になる事なく、自分自身で考え、自分指針の判断で行動し、自分自身の意見を表明するよう努力する必要あると思います。その個人の意識の改革が「ヒラメ人間」を社会から駆逐し、それによって真のリーダーが出現するのではないでしょうか?

 我慢ができず、自分の考えを押し殺すことのできない私は組織人としては失格していましたが、周りに人達の支えで何とか小さいながらも歯科医院の院長という組織のリーダーになることができました。リーダー達の不祥事を教訓に樋口矯正歯科クリニックのリーダーとして自身の力量を過信することなく、患者さんとクリニックのスタッフのために今後も謙虚に日々努力を重ねていくことが、私の神様から与えられたこの世での使命と思っています。

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