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院長コラムで院長を知ろう!矯正歯科専門医 河合悟が思うこと。

2009年、新年を迎えるに当たって院長コラム

2009/01/01 

2008年は、激動の一年でした。夏までは、原油、資源の価格の高騰によるガソリンを始とする生活物資の値上げラッシュで物価高が心配と大騒ぎ。年の後半は、9月のリーマンブラザーズの破綻に端を発する世界同時不況で減産、リストラの大合唱。原油価格もあっと言う間に三分の一以下、ガソリン価格も半分になり、物価高騰どころか再びデフレに突入と言われるような状態です。昨年過去最高の利益を上げたトヨタさえも赤字決算を余儀なくされる程の急激な経済変動、山から谷へと一直線に転がり落ちるように一年のうちに景気が変動しました。麻生首相に言わせれば100年に1度の大不況の始まりとして歴史に刻まれる年になってしまいました。
 私のクリニックでも年前半は新患数も順調に伸び昨年を上回るペースで推移していましたが10月以降は、新患の患者さんがぱったりと居なくなり、不況を実感する事となりました。バブル崩壊後の不況で山一証券が倒産した1997年、樋口矯正歯科クリニックも新患数が前年比で3割減少するという経営危機に直面した事が脳裏に浮かびました。
 そんな厳しさを予感させる2009年の年頭に当たり、樋口矯正歯科クリニックの2008年の総括を報告をさせて頂きたいと思います。2008年に新しく来院された患者さんの数(新患数)は、348名でした。患者さんの年齢構成に大きな変化は有りませんが、18歳以下の学生層の示す割合3割を切り、20代、30代の成人女性が半数以上を占めていました。一昔前まで矯正治療と言えば子供のするものとのイメージでしたが、今や樋口矯正歯科クリニックでは、矯正治療は成人女性のためのもの言った感です。また、この一年間に顎変形症(手術を必要とするような著しい顎の骨の大きさの不調和がある症例)で外科的矯正手術を施行した患者さんは22名で、開院以来の総数が274名となりました(グラフ参照)
 厳しい年になりそうですが、樋口矯正歯科クリニックは初心に立ち返り、クリニックの願いである”患者さんのことを家族と思い、皆様の健康の維持増進に貢献する”の気持ちを大切にスタッフ一同努力していくつもりです。

本年も樋口矯正歯科クリニックを宜しくお願い致します。

2009年1月1日
院長 河合 悟

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