院長コラムで院長を知ろう！矯正歯科専門医　河合悟が思うこと。

　２００６年は、ライブドアの堀江モンの逮捕と村上ファンドの村上世彰の逮捕、シンドラーエレベーターの事故とその後に続いたエレベーター事故、次々起こる飲酒運転事故、イジメによる子供たちの自殺の連鎖、そして談合汚職による３県の知事の逮捕と、連鎖が特徴的な一年でした。また、国民の安全や財産を守るべき公務員の不祥事や職務の怠慢も目立ち、日本の官僚システムの崩壊を予感させる１年でもありました。これからは、国や行政あるいは学校と言った組織をあてにせず、国民一人一人が自立し、自分自身や家族を守って行く覚悟が必要だと痛感させられました。
　２００７年こそは、明るく希望溢れる社会実現のために、私たち一般国民一人一人が自覚を持って社会に積極的に発言し、行動する1年にしたいものです。その第一歩が、今年夏の参議院選挙です。誰もが平等に国の運営に対し意思を表明できる機会、それが選挙です。今度の参議院選挙こそ高い投票率を実現し、国民の政治への関心の高さを示してもらえればと思っています。
　さて、２００７年の年頭に当たり、樋口矯正歯科クリニックの２００６年の総括を報告をさせて頂きたいと思います。
２００６年に新しく来院された患者さんの数（新患数）は、３４６名でした。２００１年以来増加を続けてた新患数が、歯科業界の過当競争の影響受け、ついに前年度に比べ約1割減少してしまいました。患者さんの年齢構成に大きな変化はなく、１８歳以下の学生層の示す割合3割弱で、成人、特に２０代後半から３０代の女性が半数を占めていました。 また、この一年間に顎変形症（手術を必要とするような著しい顎の骨の大きさの不調和がある症例）で外科的矯正手術を施行した患者さんは３２名でした。（グラフ参照）。
　今年も、樋口矯正歯科の願いである”患者さんのことを家族と思い、皆様の健康の維持増進に貢献する”の気持ちを大切にスタッフ一同努力していくつもりです。
　本年も樋口矯正歯科クリニックを宜しくお願い致します。

２００７年１月１日
院長　河合　悟