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院長コラムで院長を知ろう!矯正歯科専門医 河合悟が思うこと。

2002年を振り返って院長コラム

2002/12/31 

 「不況」の文字で新聞紙を覆い尽くしてしまうのではないかと思われるような2002年も終わろうとしています。社会情勢と同様に、歯科医療の業界も医療費の削減、歯科医師の増加で構造不況とも言える状況でした。
 そんな状況下で、無事2002年の終わりを迎え、樋口矯正歯科クリニックの一年間の総括を報告できることを嬉しく思います。
 2002年に新しく来院された患者さんの数(新患数)は、261名で前年に比較して約30%の増加し、1970年開院以来の総患者数は7486名となりました。また、新しい患者さんの年齢は3才から69才におよび平均年齢は22才でした。
 この一年間に顎変形症(手術を必要とするような著しい顎の骨の大きさの不調和がある症例)で外科的矯正手術を施行した患者さんは25名でした。
 最近の傾向として成人、中でも30歳代、40歳代の患者さんの増加と外科的矯正手術を必要とする患者さんの増加が目立ちます。どちらの患者さんも歯並びを「キレイ」にしたいと言うよりは、きちんと咬めるようになり歯を長持ちさせ、引いては健康で生きていきたいとの希望で治療を開始されています。このような患者さんの増加は、本当の意味での矯正治療の目的つまり咀嚼機能(咬む能力)の回復が、徐々にではありますが社会に認められてきている証拠だと思うと非常に嬉しくなります。

 一年間色々とお世話になった先生方、共に頑張ってきたスタッフ、そして数ある矯正歯科医院の中から樋口矯正歯科クリニックを選び受診して下さった患者さんに心から感謝しております。
 一年間本当にありがとうございました。
 来年も宜しくお願い致します。

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