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院長コラムで樋口矯正歯科クリニックの院長を知ろう!河合悟が思うこと。

スピード違反取り締まり必要ですか?院長コラム

2020/02/04 社会問題

昨年秋に不覚にも高速道路で覆面パトカーにスピード違反で検挙されてしまいました。21㎞オーバーで罰金15,000円を支払って一件落着。当日はちょっと風邪気味で注意散漫だったので、事故を起こす前に取り締まりで気を引き締める事になって、有る意味良かったのかもと思っていました。

 しかし、その後に色々と考えている内にスピード違反の取り締まりが本当に必要なのか、特に高速道路での取り締まりには大いに疑問が湧いてきてしまいました。善良な一般市民が警察のご厄介になるのは交通取締くらいしかないと思いますが、検挙された一般市民のほとんどは自分が犯罪を犯したとは思っていないでしょう。それくらい罪の意識が引くのが交通違反であり、スピード違反はなおさらです。その原因はスピード違反をしてもほとんどの場合検挙される事はなく違反をしても検挙される確率は本当に低いですから、検挙されたときの心境は運が悪かったと言う事になってしまっています。

 これが一般の犯罪と交通違反との大きな違いですが、どうしてこの違いが生まれるの課を考えると検挙する側、つまり警察自体も交通違反を大した罪と考えていないからでしょう。では何故、警察も一般市民も交通違反を軽く考えてしまうのか?その答えは、交通違反特にスピード違反が社会に損害を与える可能性が少ない事をどちらも何となく、知っているからです。
最近発表された昨年2019年の交通事死者数は統計が残っている1948年から今日に至るまでの過去最低の3215人です。「第一次交通戦争」と言われ交通事故死者数がピークに達した1970年の交通事故死者数は1万6765人 ですから、昨年は5分の1以下に減少しています。それでは、その減少の原因が交通取締だと警察は胸を張って入れるでしょうか?

 交通事故医死者数の大幅な減少は、車自体の性能の向上と救急医療の充実によるのと言われています。1980年代に車の性能向上に伴い速度制限のないドイツのアウトバーンでの交通事故が増加し、アウトバーンでも速度制限行ったものの師屋の数は減少することはありませんでした。そこで発想を転換し、規制による事故の減少を目指すよりも、事後か起こっても命が守ると言う考え方に政策が転換されました。それ以後エアバッグの導入や衝突試験を行って車体剛性の剛性の強化等の車の改良と救急ヘリ等の導入による救急医療の充実で目に見えて交通事故死者数は減少してきました。それを参考に日本でも車自体の改良と救急医療に充実が積極的に行われたことで交通事故死者数は急速に減少していったのです。

 このような現実を前にしているのにスピード違反の取締が従来と同じように行われてい手良いのでしょうか?警察の活動を紹介する照れば番組で警察ヘリと連携して高速道路でのスピード違反の取り締まりを行っている様子が紹介されていましたが、これにかかる費用と交通事故の現象と考えた時、それが合理的に許されることなのでしょうか?国民の税金で本当に行う必要がある警察の仕事なのか疑問です。

 警察の活動と言えば、犯罪取り締まりについても少々疑問があります。殺人事件の死亡者数も1965年には1,000人を超えていましたが、2018年には200人強まで実に4分の1以下にまで低下しています。しかし、国民の意識としてはそんなに安全な国になっているとは感じず、逆に犯罪が増えているというような誤った認識を持ってしまっているような気がします。 その原因は情報化社会でかつてなら報道されなかった遠くの事件や事故がニュースで報道される為に数が増えているように感じてしまうのです。マスコミも事件を報道した方が視聴率が上がりますから、目を皿のようにして事件事故を全国から出す訳です。そして、警察組織も国民が不安になればなるほど警察を必要としてもらえますから、見方を変えれば警察も事件事故の報道に協力し国民の不安を煽ろうとしているとも考えられます。その結果、本来なら事故や事件が減って安全な社会になってきているのですから、警察組織は縮小されるのが当然なはずなのに警察組織は拡張し、それに伴って予算も増えていっています。

 結局、警察と言えども組織防衛のために印象操作で国民に客観的な事実から目をそらさせている訳です。警察を例にしましたが、国に限らず行政は親方日の丸で組織が大きくなれば、なるほど予算が増えますから、事業をや廃止は滅多なことではありません、廃止、中止がありませんから、行政組織はどんどん大きくなって予算は際限なく増えていく。これが日本の国家予算増加の原因です。つまり行政や公務員は自己増殖して行く物だと認識していなくてはいけません。

 樋口矯正歯科クリニックでは20数年前から中学生以下の患者さん全員に虫歯予防のために唾液中の虫歯菌の細菌培養検査を行ってきました。開始当初はほとんどの患者さんから多数に細菌が検出されていましたから、細菌を減少させる歯磨きや善玉菌の利用を虫歯予防の中心としてきました。しかし親御さん達の虫歯予防に対する認識の向上で子供達の口の中の状態が改善され、ここ数年はほとんどの患者さんから細菌が検出されない状況になってきました。これに伴い、子供達の虫歯も目に見えて減少してきましたから、唾液中の細菌検査を昨年末からやめることにしました。虫歯予防という検査の目的を達成したので、検査を止めて患者さんの費用負担をなくしたのです。今までやっていたからやるのではなく、何のためにやるのか?本当に必要性があるのかを常に考えることが重要なのです。

 これは一例ですが民間の企業であれば、一つの事業が目的を達成し、コストが収益を上回ればその事業は中止され担当部署は廃止されるのが当然です。しかしこの常識が行政組織では通じないという事です。この事を国民が何時も心に留めて、政治家や官僚任せにせず、行政が行う事業、組織がコストつまり国民の負担に見合うだけの国民の利益が得られるものなのかをチェックし続ける必要あるのです。それを怠れば、行政組織は自己増は自己増殖を続け、いずれ国家経済は破綻する事は目に見えています。

 不覚にもスピード違反の罰金を支払うことになった事で、子供達がこの国で幸せに生きていけるよう、国民一人一人が行政に目を光らせることが必要だと改め気づかされました。罰金は残念でしたが、それ以上に得たものがあった気がします。

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