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院長コラムで樋口矯正歯科クリニックの院長を知ろう!河合悟が思うこと。

社会人になる院長コラム

2016/04/01 現代社会

今年も4月になり、例年のように多く若者が学生から社会人になりました。親の庇護の元を離れ、これから自分の力で人生を切り開いていかなければなりません。社会人の先輩達は、ことさらに仕事の大変さや辛さを強調したがるものですが、本来仕事はやり甲斐があって、楽しいものだと思います。

 学生時代に仕事について社会人となるとはどんなことなのか、考えてみたことがありましたか?あるいは、就職指導の教員から社会人になる事に意味について教えてもらったことがありますか?そもそも「社会人」という言葉の意味を本当に理解していますか?

 「社会人」と言葉の意味を理解しないで社会に出て仕事に就いてしまいますから、仕事にやり甲斐を感じられず、やる気を失い、はては早期に仕事をやめてしまうなんて事になってしまうのです。

 私が考える「社会人」という言葉の意味は、社会を良くするために働く、他人を幸せにするために働く人になると言う事です。学生の間は、自分自身のために知識や技術を身につけるだけで、それが社会に役に立とうが立たなかろうが関係ありません、仮に知識や技術を習得することが出来きなくても、自分の評価が悪くなり、悪い成績を付けられたり留年したりするだけです。成績が悪くて困るのは自分自身だけで、他の誰も困りません。教える先生もちゃんと教えているのに、できが悪い奴だと思うだけのことで、何かの不利益を被ることもありません。ですから、学生はある意味「気楽な身分」です。

 しかし、これが社会人になった途端、ミスや失敗は自分自身ではなく、顧客の不利益に繋がります。いい加減な知識や技術で仕事をすれば、困るのは自分ではなく仕事を依頼した顧客なのです。不利益を被るのは自分ではなく、相手です。ですから、仕事には責任が求められるのです。

 つまり社会人になると言うことは、自分の知識、技術、時間、エネルギーを使って、相手に利益をもたらす人になることなのです。もっと簡単に言えば、自分の力で社会の人を喜ばせ幸せにする出来る人になることです。学生時代に自分自身のために使っていた知識、技術、時間、エネルギーを社会のために使って、より良い社会を築いていく人になる、それが社会人という言葉の意味だと理解して貰いたいのです。

 ですから、仕事の結果は自分自身が満足するのではなく、品物やサービス、技術を提供した相手が満足してこそ高い評価を得ることができるのです。自分自身がいくらよく頑張ったと思っても、相手が良く思ってくれなければ、ただの自己満足で、何の意味もありません。

 社会人になったら、一つ一つの作業が顧客の満足、幸せに通じるのかを常に意識して、行動することが重要です。どんな仕事にも意味があるはずですから、それが最終的に顧客の満足に役立つのかを考え、顧客の満足度を向上させるもっとよい方法はないのかを常に考えていくのが社会人の役割であり、それが仕事です。

 仕事場で自分の失敗で上司に叱られた時、悔しかったり、腹が立ったりする事もあるでしょうが、その時上司の顔を忘れて、顧客の顔を思い描いてみましょう。自分の失敗で困っている顧客の顔が頭に浮かべば、二度と同じ失敗をくり返さないと自分自身の心に誓うことでしょう。どんな厳しい上司の叱責よりも、顧客の困った顔の方が自身の向上に役立ちます。

 また、経験が浅い時には不要と思える研修や仕事もあるかも知れませんが、そこには先人が経験から得た顧客を満足させるために必要な事あるかも知れません。大変だからとか、きついからこんな作業は必要ないのではと思った時も顧客の顔を思い描いて、顧客を喜ばせるのに本当にその作業が必要なのかどうかをもう一度考えてみるのです。

 社会人は常に顧客、他人を意識して行動する、仕事する事が求められています。そして社会人の喜びは、顧客や社会に貢献できて、相手が喜んでくれることです。メーカーで良い製品を作って社会が便利になったと言われる、レストランでおいしい物を提供し「美味しかった」と言われる、私ならば歯並びを治して「よく咬めるようになったし、見かけも良くなって美人になった」と言われる、この相手からの評価が社会人としてのやり甲斐、喜びです。

 一般的には就職して給料をもらって、自分の生活費を稼ぐのが「社会人」なのでしょうが、私はそれはただの「労働者」だと思います。相手のため、顧客のためになる事を常に意識して、相手の満足度を高め、顧客や社会を幸せにするという目的に向かって仕事する人になってこそ初めて「社会人」になったと言えるのではないでしょうか。

 今年も多くの新人が新しい職場で新社会人の第一歩を踏み出していることでしょうが、一日も早く、真の「社会人」になって、より良い社会を築いてくれること願っています。

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