第69回 日本矯正歯科学会大会 参加院内イベント情報
>2010/9/27
2010年9月27日~29日に横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開かれた第69回 日本矯正歯科学会大会に参加しました。
大会初日に開催された生涯研修セミナーで”「頭頸部の機能と矯正治療」
舌、口腔周囲筋、咀嚼筋および頚部筋活動の健全化と鼻呼吸の確立が矯正治療と術後の安定のKey Factors”と題して近藤 悦子(東京歯科矯正・近藤デンタルオフィス)先生が、何と3時間ぶっ通しで講演されました。先生の45年の矯正臨床の集大成とも言えるすばらしい講演で、大変勉強になりました。
その内容は、咬み合わせの安定や口腔周囲の成長発育は、そこにある筋肉に大きく影響され、正しい筋肉の機能が、咬合の安定や正常な成長発育を導くものだと言う事でした。私も何時も正常な機能が大切でそのためには正常な形態(正しい咬み合わせ)が重要と言っていますが、正に近藤先生の意見もその通りでした。経験の浅い矯正医は、自分の技術で全てが解決できると思い、どうしても技術的なことや装置などに強い関心をお持ち独りよがりの矯正治療を行いがちですが、本当に大切なとは正しい機能であり、機能を正常化するには、患者さんの協力が不可欠です。つまりは、患者さんのモチベーション無くしてよい治療は行えないと言う事です。ですから、矯正歯科医のとって一番大切なことは、患者さんと力を合わせ一緒に治療できる様な信頼関係を作ることです。
私は矯正歯科治療を始めて26年ですが、矯正臨床歴45年の近藤悦子先生と矯正治療の目指すもの同じであることが分かり大変心強く思いました。
大会初日に開催された生涯研修セミナーで”「頭頸部の機能と矯正治療」
舌、口腔周囲筋、咀嚼筋および頚部筋活動の健全化と鼻呼吸の確立が矯正治療と術後の安定のKey Factors”と題して近藤 悦子(東京歯科矯正・近藤デンタルオフィス)先生が、何と3時間ぶっ通しで講演されました。先生の45年の矯正臨床の集大成とも言えるすばらしい講演で、大変勉強になりました。
その内容は、咬み合わせの安定や口腔周囲の成長発育は、そこにある筋肉に大きく影響され、正しい筋肉の機能が、咬合の安定や正常な成長発育を導くものだと言う事でした。私も何時も正常な機能が大切でそのためには正常な形態(正しい咬み合わせ)が重要と言っていますが、正に近藤先生の意見もその通りでした。経験の浅い矯正医は、自分の技術で全てが解決できると思い、どうしても技術的なことや装置などに強い関心をお持ち独りよがりの矯正治療を行いがちですが、本当に大切なとは正しい機能であり、機能を正常化するには、患者さんの協力が不可欠です。つまりは、患者さんのモチベーション無くしてよい治療は行えないと言う事です。ですから、矯正歯科医のとって一番大切なことは、患者さんと力を合わせ一緒に治療できる様な信頼関係を作ることです。
私は矯正歯科治療を始めて26年ですが、矯正臨床歴45年の近藤悦子先生と矯正治療の目指すもの同じであることが分かり大変心強く思いました。