日本成人矯正歯科学会 第30回記念大会参加院内イベント情報
>2022/06/29 学会・研究会
2022年6月26日に東京ミッドタウンで開かれた日本成人矯正歯科学会第30回記念大会に参加しました。
コロナウィルスの影響で、2年半ぶりの東京で、街の風景も色々変わっていて驚きました。
今回の学会参加の大きな目的は、鶴木クリニック医科・歯科院長の鶴木 隆先生の特別講演 「私の顎顔面矯正外科45年(1977~2022)の現況」を拝聴する事でした。
私が30年以上前福岡歯科大学矯正歯科に在籍していた時、福岡歯科大学ではじめて上下顎の顎離断術を私の患者さんに施行するに際して、お世話になったのが当時東京歯科大学口腔外科に在籍されていた鶴木先生です。福岡歯科大学の口腔外科に在籍され私と一緒に顎変形症の治療していた升井一朗先生がチューリッヒの留学の先輩である鶴木先生に応援を頼まれたのです。
その後、鶴木先生が千葉県市川市で開業されてから関東の患者さんの手術をお願いしたこともありました。
今回の講演で一番共感した事は、外科的矯正手術もやはり基本が大切という事です。鶴木先生も升井先生も外科的矯正手術のルーツとも言えるスイス、チューリッヒのオベゲザー先生の所に留学され、外科的矯正手術の基本を学ばれています。今では日本国内で多くの口腔外科医が外科的矯正手術を施行していますが、ルーツで基本を学んだ先生はごく少数です。多くの先生方はルーツを知ることなく、自分の経験のみを頼りに手術方法を改変してしまい、ルーツを知る鶴木先生や升井先生とは、異なった概念、方法で手術を行っているように私は感じていました。
今回の講演を拝聴して、改めてルーツを知る事の重要性を感じました。私もブラケット治療のルーツ、アリゾナ州ツーソンでのツイード法の講習会を受けて、それを基本に矯正治療を行ってきましたが、それが間違いでなかったと確信しました。
コロナウィルスの影響で、2年半ぶりの東京で、街の風景も色々変わっていて驚きました。
今回の学会参加の大きな目的は、鶴木クリニック医科・歯科院長の鶴木 隆先生の特別講演 「私の顎顔面矯正外科45年(1977~2022)の現況」を拝聴する事でした。
私が30年以上前福岡歯科大学矯正歯科に在籍していた時、福岡歯科大学ではじめて上下顎の顎離断術を私の患者さんに施行するに際して、お世話になったのが当時東京歯科大学口腔外科に在籍されていた鶴木先生です。福岡歯科大学の口腔外科に在籍され私と一緒に顎変形症の治療していた升井一朗先生がチューリッヒの留学の先輩である鶴木先生に応援を頼まれたのです。
その後、鶴木先生が千葉県市川市で開業されてから関東の患者さんの手術をお願いしたこともありました。
今回の講演で一番共感した事は、外科的矯正手術もやはり基本が大切という事です。鶴木先生も升井先生も外科的矯正手術のルーツとも言えるスイス、チューリッヒのオベゲザー先生の所に留学され、外科的矯正手術の基本を学ばれています。今では日本国内で多くの口腔外科医が外科的矯正手術を施行していますが、ルーツで基本を学んだ先生はごく少数です。多くの先生方はルーツを知ることなく、自分の経験のみを頼りに手術方法を改変してしまい、ルーツを知る鶴木先生や升井先生とは、異なった概念、方法で手術を行っているように私は感じていました。
今回の講演を拝聴して、改めてルーツを知る事の重要性を感じました。私もブラケット治療のルーツ、アリゾナ州ツーソンでのツイード法の講習会を受けて、それを基本に矯正治療を行ってきましたが、それが間違いでなかったと確信しました。