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樋口矯正歯科クリニック(福岡市天神)の院内イベント情報

久留米歯科医師会学術講演会で講演院内イベント情報

>2010/07/30 

7月21日に久留米歯科医師会館で開催された、「平成22年度第2回久留米歯科医師会学術講演会」で講演させて頂きました。
演題は「中高年患者の矯正歯科治療~一般歯科との連携治療を含めて」としました。
私が日頃診療室で行っている中高年の患者の矯正治療の重要性について話しました。講演は、盛り上がったとは言いがたいもので、歯周病や虫歯で穂の状態が悪い患者さんに対する矯正歯科治療の大切さが、一般の歯科医に十分理解されていないことを痛感しました。
この講演を機会に中高年にこそ矯正歯科治療が必要なことを一般歯科の先生に理解して頂けたらと思いましたが、上手く行きませんでした。

最後になりますが、演者に私を選んでくれた医局の後輩でもある中村 朗先生に感謝の意を表したいと思います。

講演抄録
 少子化の進行に伴い従来、矯正歯科が対象としていた年齢層の患者の絶対数が減少しています。それに加えて、歯科医師、矯正歯科医の増加で矯正歯科クリニックの経営は日ごとに厳しさを増しています。私自身もかつて大幅な患者減少に直面し、危機的状況を迎えたことがありました。この状況を打破すべく試行錯誤の末、たどり着いたのが従来矯正歯科が治療の対象とならなかった中高年患者の矯正治療に力を注ぐことでした。
 長寿社会の到来で「如何に元気に長生きするか」と言う観点から人々の健康志向が高まっています。歯に対しても「一生自分の歯で食べたい」という歯に対する健康志向から、正しい咬み合わせを求めて、歯矯正治療を受ける中高年の患者数が年々増加しています。中高年患者は、歯周疾患に加えて歯牙の欠損や処置歯など歯牙素材自体に問題があることが多く、その為矯正歯科治療に際しては、若年者の矯正歯科治療に比べ一般歯科医との綿密な連携がより一層重要となります。今回、一般歯科医と連携して、治療した多くの中高年患者の症例を供覧し、私の考える中高年患者の歯科治療における矯正歯科と一般歯科の連携治療のあり方についてお話し致したいと思います。/font>

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