第2回日本矯正協会(JIO)総会院内イベント情報
>2003/11/26 学会・研究会
2003年11月26日 第2回日本矯正協会(JIO)総会
東京都港区白金のラディソン都ホテル東京で開かれた日本矯正歯科協会(JIO)の総会で院長、副院長共に症例展示を行いました。
総会では症例展示の他に、講演がいくつかありました。
一つは厚生労働省医政局の係官より、専門医制度について講演でした。厚生労働省では、医療情報開示の一環からの専門医制度を設けて、医療機関や医師個人を患者・国民が選択可能になるように情報の提供を推進しようとしているとのことでした。
そのほかの講演の中では、読売新聞論説委員の五阿弥 宏安先生の「社会から見た専門医制度」と題した講演の中で少し驚かされたことがありました。すでに制度の整備が進んでいる医科では総医師数が26万人で有るのに対して専門医数が22万人もいるとのことでした。これではほとんどの医師が何がしかの専門医資格を持っていることになり、医師の選択する時の情報として専門医という肩書きが本当に意味のある物非常に疑問に思えました。
これから専門医制度を整備していこうとする歯科、あるいは矯正歯科の分野では、専門医が乱立して何のための制度整備か分からなくなってしまうようなことがないよう、本当に患者サイドに立った制度にしていく努力をしたいともいました。
東京都港区白金のラディソン都ホテル東京で開かれた日本矯正歯科協会(JIO)の総会で院長、副院長共に症例展示を行いました。
総会では症例展示の他に、講演がいくつかありました。
一つは厚生労働省医政局の係官より、専門医制度について講演でした。厚生労働省では、医療情報開示の一環からの専門医制度を設けて、医療機関や医師個人を患者・国民が選択可能になるように情報の提供を推進しようとしているとのことでした。
そのほかの講演の中では、読売新聞論説委員の五阿弥 宏安先生の「社会から見た専門医制度」と題した講演の中で少し驚かされたことがありました。すでに制度の整備が進んでいる医科では総医師数が26万人で有るのに対して専門医数が22万人もいるとのことでした。これではほとんどの医師が何がしかの専門医資格を持っていることになり、医師の選択する時の情報として専門医という肩書きが本当に意味のある物非常に疑問に思えました。
これから専門医制度を整備していこうとする歯科、あるいは矯正歯科の分野では、専門医が乱立して何のための制度整備か分からなくなってしまうようなことがないよう、本当に患者サイドに立った制度にしていく努力をしたいともいました。