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院長コラムで院長を知ろう!矯正歯科専門医 河合悟が思うこと。

結婚おめでとう院長コラム

2007/05/05 

 昨年12月まで勤務してくれていた歯科衛生士の久岡さんの結婚式と披露宴に出席させていただいました。3年前、久岡さんが歯科衛生士となり初めての就職先として私のクリニックを選んでくれたことを大変嬉しく思いました。その時、久岡さんに私が聞いたことがあります。歯科衛生士として一番大事なことは何だと思いますか?久岡さんの答えは、残念ながら忘れてしまいましたが、私の答えは、”患者さんを思う心”でした。患者さんに自分のできる限りのことしてあげようと思う心さえあれば、知識や技術は自然と身に付く、だからいつまでもその心を持ち続けることが、何よりも大切だと話しました。それから3年間久岡さんは、そのことを忘れず、患者さんのことを思い日々努力し、クリニックの大切な戦力となってくれました。そして今回、私が家族のように思う大切なスタッフをさらっていくことになったのは、私の大学と矯正歯科の医局の後輩の歯科医でした。この結婚相手を聞いたとき、将来、私のところに勤務した経験を生かす機会がきっとくるので、残りの勤務期間に今まで以上に何でも吸収していってほしいと思ったものでした。
 そして、披露宴の席に着いたとき私は本当に嬉しく、そして安心する事がありました。そこには、久岡さんからの手書きのメッセージカードがおかれており、そこに「お互いへの思いやりの気持ちを忘れず、温かい家庭を築いて行きたいと思います。」と書いてありました。これを見たとき、私は矯正歯科の知識や技術、そんなことよりも医療に携わる者として、いや人間として最も大切な物それは”相手を思いやる心”この私の気持ちを久岡さんが大切に思っていてくれた事が本当に嬉しかったのです。
 患者さんとの関係も夫婦関係もすべての人間関係は、相手を思う気持ちを第一にすればすべてうまくいくのです。何事も自分の都合でなく相手の喜ぶこと相手のためになることしようとする心が大切なのです。これからもその相手のことを思う心を大切にして、久岡さんと登山君が幸せになることを心から祈っています。

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