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院長コラムで院長を知ろう!矯正歯科専門医 河合悟が思うこと。

院長就任5周年を迎えて院長コラム

2006/07/01 

 7月1日で院長就任5周年を迎えました。振り返るとあっと言う間の5年間でしたが、この間クリニックは医療法人設立、診療室移転など様々なことを行い、変わり続けてきました。毎日の診療の中で、一つ一つは小さな変化ですが、着実に一歩一歩前進し数多く様々な改善の努力をスタッフと共に行ってきました。5年前院長就任に当たり、患者さんを家族とお思い患者さんに本当に良いこと、必要なことは何でもすると心に誓い、その信念に従ってクリニックを運営して参りました。スタッフにも”患者さんを家族と思う”信念が浸透し、以前にも増してスタッフ一同が心を一つにして診療にあたる毎日です。
 診療の内容も5年間で大きく変わってきました。最も大きな変化は、患者さんの年齢層の変化です。少子高齢化社会の到来と共に以前に比べ30代、40代、50代の患者さんの占める割合が増え、それに伴い患者さんの矯正治療に対する要求も変化してきましたし、私自身の矯正治療に対する考えも変わってきました。以前は、患者さんの要求も私の矯正治療の目的も形態(つまり見かけ)の変化に重きを置いていましたが、現在では、いかに長くつまり高齢になるまで自分の歯で咬めるようにするかと言う咀嚼機能の維持を最重視するようになりました。できる限り虫歯治療により削られたり、神経を取ったりした歯を抜歯し、健全な歯で正常な咬み合わせを作り上げることで、一生自分の歯で食べていけるようにすることを矯正治療の第一目標にしています。これは、決して見かけを軽視しているというのではなく、正常な形態(歯並び)を作ることが正常な機能を営むには必要であり、正常な機能を営むことが、また正常な形態を維持することになる。つまり、形態と機能は表裏一体で、どちらも正常でなければ正常な状態を長く維持することはできないと言うことです。矯正治療を行うことは、その形態を正常にすることで噛むという機能を正常にし、歯の咀嚼器官としての機能を長く維持させることなのです。
 また、以前なら失った歯を補うためには、両隣の歯を削り橋を架けるようにしてそこに人工的な歯を作ったり、あるいはインプラントをして人工的な歯根を骨に埋めるしかありませんでした。しかし、矯正治療をうまく用いれば、歯を動かすことで失った歯を他の歯で代用できることもあり、矯正治療が一般的な歯科の治療と同様に咀嚼機能の回復手段となるのです。
 矯正治療は、歯並びが気になる人だけが受ける特殊な治療と一般的には思われがちですが、私は咀嚼機能を改善し、長期間維持させるための歯科治療の方法の一つで、虫歯の治療や入れ歯を作ったりするのと同様に歯並びが悪ければ誰もが受ける一般的な治療だと信じています。この考えが広く一般に普及すれば、自分の歯で物が食べられる高齢者が増え、本当に健康で長寿を全うできる社会を実現できると思います。
 今後もスタッフ一同、矯正治療を通して患者さんの全身の健康の維持増進に貢献できるよう、日々精進していくつもりです。
 今後とも変わり続ける樋口矯正歯科クリニックを宜しくお願い致します。

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